春の里山ヨバレを開催しました。

5月11日(土)~12日(日) 天領庄屋中谷家および黒川地区にて

今年で6年目を迎えた春の里山ヨバレは、東京から里山ヨバレ隊13名(大人11、子ども2)が参加しました。田植え体験では中央大学の皆さんも加わり、中谷家前の大きな田んぼ一枚を完了。夜の懇親会、二日目の穴水町里海ツアーなど、能登の里山里海を満喫してもらいました。

秋の里山ヨバレ(稲刈り)は9月21日(土)~22日(日)の予定です。

 

黒川地区のフィールドワークの後に、旧黒川小学校を活用した岩井戸公民館を訪問。岩井戸地区の歴史を紹介する資料館「いにしえ館」で、修田館長にお話を伺いました。

 

中谷家でのランチはいつもどおり「そば切り仁」の蕎麦と山菜の天ぷら&おにぎりです。

 


晴天の青空のもと、13時半に田植え開始!

中谷家前の1700㎡の大きな田んぼは、水もぬるんで気持ち良い感触です。一歳のお子さま連れのご家族も田んぼの前で笑顔のワンショット。休憩時間にはお巡りさんが見学?に訪れるという田舎ならではののどかな風景でした。

約2時間半かけて田植えが完了し全員揃っての記念撮影。新緑の木々に囲まれて美しい風景が出来上がりました。


夜の懇親会(ヨバレ)の準備。クロダイを囲炉裏に串刺しにしてこんがり焼きます。

そして中谷当主のご挨拶の後、黒川創生会の首田会長の発声で乾杯!黒川のお母さんたち手作りの里山里海料理と、能登の地酒で楽しい宴が始まりました。途中から中央大学の先生と学生さんも加わり、自己紹介を兼ねたスピーチ。ここでも新たな出会いと繋がりが生まれました。

二次会はいつも通りに囲炉裏部屋で。ほろ酔い気分の語らいの時間が過ぎてゆきます。


二日目も晴天。中谷家の裏山でのタケノコ掘りでスタート。

今回はお隣町の穴水で里海ツアーを実施しました。新崎での「ボラ待ちやぐら漁」見学では、保存会の山瀬さんの案内で小舟に乗って櫓の真下まで。伝統的な漁法を身振り手振りで教えていただきました。


新崎で人気のカフェ「ウミネコパーラー」へ。特製シロップのかかったフワフワかき氷が絶品の美味しさで、参加者でシェアしながら大いに盛り上がりました。

ランチは甲地区の廃校「旧兜小学校」を活用した「かあさんの学校食堂」。地元食材を使った手作りランチを味わいながら、元気で頑張るお母さんたちのお話を伺いました。

そして最後に「能登ワイン」を見学し、ヨバレ隊メンバーは能登空港から帰路に着きました。

 

今回のツアーは穴水町に移住しながら起業した齊藤雅代さんの企画。彼女を紹介するNHK Eテレの番組「人生レシピ」の撮影も行われ、ヨバレ隊メンバーもインタビューに応じていました。放送は6月28日予定とか。

 

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