2018秋 里山ヨバレを開催しました。

9月22日(土)~23日(日) 天領庄屋中谷家および黒川地区など。

今回で12回目を迎えた里山ヨバレ。東京からの里山ヨバレ隊16名と石川県高等専門学校の皆さんで、稲刈りを中心としたイベントを行いました。夏の大雨や台風で田んぼの稲は半分以上が倒れていましたが、この二日間は晴天に恵まれ、かなりの盛り沢山なヨバレ体験となりました。

今回のヨバレは、川テレビ局が「ふれあい空間いしかわ」という15分のドキュメンタリー番組にするとのことで、空港での出迎え場面から密着取材!

中谷家到着後には休む間もなくインタビュー開始。

春に田植えした田んぼ。倒れ掛かった稲を起こしてカマで刈って、束ねて…

足元がぬかるみ稲も濡れていて、例年以上に大変な作業でした。稲刈り初体験者も最初は戸惑いながらも、だんだんと楽しそうな笑顔が溢れてきます。

約一時間経過して中休み。この夏に中谷家で製薬会社のCM撮影があったことから、「オロナミンC」を飲んで元気回復させます。

ハザ掛け完了もあと少し。稲刈り初参加のお二人も、夫婦での協同作業です。

天候不順で心配した今年。農家さんの力に導かれて、見事に大きなハザ掛けが完成しました!

夜のヨバレ。地元の野菜やキノコ、そして刺身にアジフライなどなど。たくさんのご馳走と地酒でもてなされました。

結婚を報告したヨバレ隊メンバーには、紅白饅頭でのナイフ入れのセレモニー。

年内に60歳を迎えるご当主中谷直之さん、そばきり仁の小林仁さん。全員からサプライズの還暦祝いで盛り上がりました。

 

今回参加できなかったヨバレ隊メンバーからも、中谷さんへのお祝いビデオメッセージ。

二次会はいつも通りに囲炉裏部屋で。

ヨバレ隊お揃いのハッピが似合ってます。

二日目は中谷家の畑で芋掘りからスタート。

その後は中谷家の裏山へ。ここは通称?「みょうが街道」。みょうがってこんな風に採るのか、と貴重な体験でした。

サツマイモとみょうがの大収穫。それぞれ東京へ持って帰って、どう料理するか??

午後は輪島の塩田へ。能登の伝統的な揚げ浜式塩作りを学びました。海水を捲くコツもなかなか難しい。

海から海水をくみ上げる時の桶を担いでみる。この二つは合わせて総重量50kgです。

濃縮された海水を最後は大きな釜で煮沸して、塩が出来上がります。

白米千枚田の稲刈りはだいぶ進んでいるようです。

 

ここから空港へ向かい帰路へ。二日間の心癒されるイベントが終了しました。

 

石川テレビの番組放送予定は来年1月とか。